成績アップと合格実績
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宇都宮白楊高校の場合
それぞれの学科の募集定員が40名と少ないので、倍率が年度によって差がでます。合格基準点が予想しにくいです。7つある専門学科の中でも合格基準点がそれぞれに異なります。入試点数でいうと50点以上の差がある年度もあります。
また実際に入試を申し込む際には第一希望から第三希望まで志望学科を書くことができます。
それぞれの学科ごとに特徴的な授業が用意されているので、詳しくは宇都宮白楊高校のホームページをご覧ください。
また少しでも興味があれば、中学三年生の夏休みに行われる高校見学に参加することをお勧めします。
三年生になる前であれば、文化祭に参加してみるのはどうでしょうか。
では、それぞれの学科の合格基準点について見ていきましょう。
❶農業経営科
ホームページによると、農業を学びたい人や動物、植物が大好きな人におすすめです。
高根沢の牧場で牛を育てたり、野菜を育てたりするそうです。
男女比率はそれぞれ同じくらいのようです。
生徒Aさんの例を計算しましょう。
入試点が250点、通知表の平均が3.4だったとします。
入試点:調査書=6:4です。
入試:250✖0.6=150
通知表:3.4✖100✖0.4=136
よって生徒Aさんの合計点数は162+144=286点です。
もし生徒Bさんが生徒Aさんよりも通知表の平均が下回っていたとしたら、学力試験では何点取る必要があるでしょうか。
生徒Bさんの通知表の平均が2.8とします。
通知表:2.8✖100✖0.4=112点
生徒Aさんと比較すると、通知表の点数で、136-112=24点の差が付いています。
ここで□✖0.6=24を解くと、
□=24÷0.6=40点となります。
つまり学力試験で生徒Bさんは生徒Aさんより40点以上多く取ることができれば、生徒Aさんを上回ることができます。
通知表と入試点数の早見表がこちらです。縦軸が通知表の平均、横軸が入試点数です。
❷農業工学科
ホームページによると、農業土木や環境業務に興味がある人向けの学科で、技術家庭が得意な人、地図に残る仕事がしたいと思っている人におすすめだそうです。
ものすごく平たくいうと、田んぼの測量技術や河川工事の技術を学ぶための学科です。
生徒Cさんの例を計算しましょう。
入試点が240点、通知表の平均を3.3とします。
入試点:調査書=6:4です。
つまり
入試:240✖0.6=144
通知表:3.3✖100✖0.4=132
よって生徒Cさんの合計点数は144+132=276点です。
では、もし生徒Dさんが生徒Cさんよりも通知表の平均が下回っていたとしたら、学力試験では何点取る必要があるでしょうか。
生徒Dさんの通知表の平均が2.7とします。
通知表:2.7✖100✖0.4=108点
生徒Cさんと比較すると、通知表の点数で、132-108=24点の差が付いています。
ここで□✖0.6=24を解くと、
□=24÷0.6=40点となります。
つまり学力試験で生徒Dさんは生徒Cさんより40点以上多く取ることができれば、生徒Cさんを上回ることができます。
通知表と入試点数の早見表がこちらです。
縦軸が通知表の平均、横軸が入試点数です。
合格基準点となるところを赤枠で囲んでいます。
❸生物工学科
ホームページによると、生き物が好き、理科が好き、実験が好き、自然が好きな人向けだそうです。
授業科目には植物バイオテクノロジー、微生物基礎などがあります。
就職する人ばかりでなく、進学する人も多いと思います。
生徒Eさんの例を計算しましょう。
入試点が270点、通知表の平均を3.5とします。
入試点:調査書=6:4です。
つまり
入試:270✖0.6=162
通知表:3.5✖100✖0.4=140
よって生徒Eさんの合計点数は162+140=302点です。
では、もし生徒Fさんが生徒Eさんよりも通知表の平均が下回っていたとしたら、学力試験では何点取る必要があるでしょうか。
生徒Fさんの通知表の平均が3.0とします。
通知表:3.0✖100✖0.4=120点
生徒Eさんと比較すると、通知表の点数で140-120=20点の差が付いています。
□✖0.6=20を解くと、
□=20÷0.6=約33点となります。
つまり学力試験で生徒Fさんは生徒Eさんより34点以上多く取ることができれば、生徒Eさんを上回ることができます。
通知表と入試点数の早見表がこちらです。
縦軸が通知表の平均、横軸が入試点数です。
合格基準点となるところを赤枠で囲んでいます。
❹食品科学科
ホームページによると、食品の製造、検査分析、流通などの技術者を育てるのが目的のようです。
面白い活動としては鮎魚醤油の研究として、過去には宇都宮大学で研究発表をしたり、マロニエプラザで開かれた食と農ふれあいフェアに鮎だしラーメンを販売したこともあるようです。
レシピなども写真付きで掲載されています。
生徒Gさんの例を計算しましょう。
入試点が280点、通知表の平均を3.6とします。
入試点:調査書=6:4です。
つまり
入試:280✖0.6=168
通知表:3.6✖100✖0.4=144
よって生徒Gさんの合計点数は168+144=312点です。
では、もし生徒Hさんが生徒Gさんよりも通知表の平均が下回っていたとしたら、学力試験では何点取る必要があるでしょうか。
生徒Hさんの通知表の平均が3.0だとします。
通知表:3.0✖100✖0.4=120点
生徒Gさんと比較すると、通知表の点数で、144-120=24点の差が付いています。
□✖0.6=24を解くと、
□=24÷0.6=40点となります。
つまり学力試験で生徒Hさんは生徒Gさんより40点以上多く取ることができれば、生徒Gさんを上回ることができます。
通知表と入試点数の早見表がこちらです。縦軸が通知表の平均、横軸が入試点数です。
合格基準点となるところを赤枠で囲んでいます。
❺情報技術科
ホームページによると、『目指せ!エンジニア』とあります。
パソコン、ものつくりに興味のある人に向いているそう。
いわゆる工業系の学科ですね。
宇都宮工業高校と比べると、勉強や実習に真面目に取り組む生徒の割合は少ないように感じます。
生徒Jさんの例を計算しましょう。
入試点が275点、通知表の平均を3.6とします。
入試点:調査書=6:4です。
つまり
入試:275✖0.6=165
通知表:3.6✖100✖0.4=144
よって生徒Jさんの合計点数は168+144=309点です。
では、もし生徒Kさんが生徒Jさんよりも通知表の平均が下回っていたとしたら、学力試験では何点取る必要があるでしょうか。
生徒Kさんの通知表の平均が3.0だとします。
通知表:3.0✖100✖0.4=120点
生徒Jさんと比較すると、通知表の点数で、144-120=24点の差が付いています。
□✖0.6=24を解くと、
□=24÷0.6=40点となります。
つまり学力試験で生徒Kさんは生徒Jさんより40点以上多く取ることができれば、生徒Jさんを上回ることができます。
通知表と入試点数の早見表がこちらです。
縦軸が通知表の平均、横軸が入試点数です。
合格基準点となるところを赤枠で囲んでいます。
❻流通経済科
ホームページによると、商業や流通に興味のある人向けとあります。
いわゆる商業系の学科です。
授業科目にも簿記や情報処理があります。
情報技術科の欄でも書きましたが、商業系の学科でしっかり学びたい人は、宇都宮商業高校に進学することをお勧めします。
宇都宮商業高校は全国の商業系高校の中でも、資格の取得人数などで1位、2位を争うほどの有名な高校として知られています。
生徒Lさんの例をず計算しましょう。
入試点が275点、通知表の平均を3.6とします。
入試点:調査書=6:4です。
つまり
入試:275✖0.6=165
通知表:3.6✖100✖0.4=144
よって生徒Lさんの合計点数は168+144=309点です。
では、もし生徒Mさんが生徒Lさんよりも通知表の平均が下回っていたとしたら、学力試験では何点取る必要があるでしょうか。
生徒Mさんの通知表の平均が3.0だとします。
通知表:3.0✖100✖0.4=120点
生徒Mさんと比較すると、通知表の点数で144-120=24点の差が付いています。
□✖0.6=24を解くと、
□=24÷0.6=40点となります。
つまり学力試験で生徒Mさんは生徒Lさんより40点以上多く取ることができれば、生徒Lさんを上回ることができます。
通知表と入試点数の早見表がこちらです。
縦軸が通知表の平均、横軸が入試点数です。
合格基準点となるところを赤枠で囲んでいます。
❼服飾デザイン科
ホームページによると、ファッションに興味のある人、イメージの豊かな人向けとあります。
授業科目としては、被服製作、服飾文化があります。
また織田ファッション専門学校の高校生ファッションデザインコンテストへ出品した様子が載っています。
私立の宇都宮短期大学附属高等学校附属高校には似た学科として生活教養科があります。
生徒Nさんを計算しましょう。
入試点が280点、通知表の平均を3.6とします。
入試点:調査書=6:4です。
つまり
入試:280✖0.6=168
通知表:3.6✖100✖0.4=144
よって生徒Nさんの合計した点数は168+144=312点です。
では、もし生徒Oさんが生徒Nさんよりも通知表の平均が下回っていたとしたら、学力試験では何点取る必要があるでしょうか。
生徒Oさんの通知表の平均が3.0だとします。
通知表:3.0✖100✖0.4=120点
生徒Nさんと比較すると、通知表の点数で、144-120=24点の差が付いています。
□✖0.6=24を解くと、
□=24÷0.6=40点となります。
つまり学力試験で生徒Oさんは生徒Nさんより40点以上多く取ることができれば、生徒Nさんを上回ることができます。
通知表と入試点数の早見表がこちらです。
縦軸が通知表の平均、横軸が入試点数です。
合格基準点となるところを赤枠で囲んでいます。
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私は浪人して大学に行きました。
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
人生の中で受験は通過点の一つに過ぎませんが、大きな試練の一つでもあります。子供から大人へと成長しようと「脱皮」している彼らに手助けしてあげたいと考えています。
ぜひ一度ご連絡ください。
彼らの力になるべくご相談、ご質問等お待ちしています。
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
人生の中で受験は通過点の一つに過ぎませんが、大きな試練の一つでもあります。子供から大人へと成長しようと「脱皮」している彼らに手助けしてあげたいと考えています。
ぜひ一度ご連絡ください。
彼らの力になるべくご相談、ご質問等お待ちしています。