宇都宮市内の中学受験を考える保護者が知っておきたい、こんなこと。
これまで実際に通っていた生徒や中学校の先生を通して、知り得たこぼれ話をお教えします。ちなみにコーパス学院の代表、岡は宇短附中の出身です。思い込みやそこから来る想
像も混じっていることは、事前にお伝えしておきます。
①宇都宮東高等学校附属中学校
・受験科目では、適性検査よりも作文を重視している傾向があります。作文を通じて人間性を見ているようです。
なので採点する先生方は、内容はもちろんのこと、受験生が将来をどのように考えているかを、書いた人柄を想像しながら判断しているのでしょう。
・大手集団塾で行われている模擬試験の結果と実際の合否の結果が合わないことがありま
す。
模試の結果で合格可能性が8割だったとしても、実際は不合格だったりその逆もあったりします。
全く塾に通ったことがない生徒が合格する例も毎年あるようです。
・グループ面接ではあまり差が出ません。
受験生のみなさんはしっかり面接の準備もしっかり対策しています。
もちろん想定される質問を頭に入れながら面接に臨みます。
1グループが15分程度という時間を考えても、大きな点数の差にはならないでしょう。
合否の材料とするというより、もし合否ラインぎりぎりのボーダー上の生徒同士を比べるときの予備の情報というくらいです。
・そのまま宇都宮東高校に進学した持ち上がりの生徒は、高校受験の特別選抜を通って入学した生徒と比べると、テストの平均点が低いようです。
持ち上がりの生徒全員の成績が下がるというより、上位と下位の差が広がって分極化するようです。
②宇都宮大学共同教育学部附属中学校(宇大附属)
・卒業生の約7割は宇都宮高校、宇都宮女子校に進学します。残りは石橋高校、宇都宮中央高校、宇都宮北高校が少しずつといったところです。
・宇大附属小学校からの持ち上がりと中学受験を通って入学した生徒との間には学力差があります。
宇大附属学校園として附属幼稚園からあるので学力差が広がりやすいです。
・滑り止めとして作新学院中等部を受験する生徒が多いです。
受験科目が同じであること、3年後に栃木県立高校を受験する仕組みが似ているからだと思います。
③作新学院中等部
・中学3生はほぼ全員が栃木県立高校を受験し、その約半数が宇都宮高校、宇都宮女子高校に進学します。栃木県立高校を受験するにあたり、彼らは宇都宮北高校以上の偏差値の高校を受けるという暗黙の了解みたいな、それ以下の県立高校は受験しないぞみたいなプライドを互いに持っています。
・作新学院高等部に持ち上がりで進学すると英進科に入学します。
しかし英進科に進学するためには、外部の一般受験をする生徒と同じように試験を受けます。
そして入試の点数によって、外部から受験する生徒とともに英進科の中でランク分けされます。
・小学校の算数、国語のテストで80点以上をとっていれば、短期間の対策でも合格可能です。
④宇都宮短期大学附属中学校(宇短附中)
・宇東附属中学校の滑り止めとして受験されることが増えています。同じ中高一貫校として、試験科目の中に適性検査が含まれていることが関係しているかもしれません。
私が受験した当時は、まだ宇東高附属中がなかった時代で、宇大附属の滑り止めとして作新学院
か宇短附のどちらか、または両方を受験する人がほとんどでした。
・中高一貫校として6年間通い続けます。
栃木県立高校を受験をすることはできません。
そのため私が通っていた当時は、宇都宮高校や宇都宮女子高校に進学したくて宇短附中を辞めて地元の公立中学校に編入した人もいました。
・宇短附高校では普通科の特進コースに進学します。
希望すれば音楽科や調理科を選ぶことができます。
しかし同じ宇短附中の同級生たちでクラス編成が組まれるので、外部受験の特進コースと混じることがありません。
つまり中学入学したときの仲間たち(多くて70~80人)のまま6年間過ごします。
・小学校の算数、国語のテストで80点以上をとっていれば、短期間の対策でも合格可能
です。
●受験科目について
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●学費について
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私は浪人して大学に行きました。
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
人生の中で受験は通過点の一つに過ぎませんが、大きな試練の一つでもあります。子供から大人へと成長しようと「脱皮」している彼らに手助けしてあげたいと考えています。
ぜひ一度ご連絡ください。
彼らの力になるべくご相談、ご質問等お待ちしています。
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
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