2023年から海星女子学院中学校は、星の杜中学校として男女共学に変わります。
ここでは塾向け説明会の内容をご案内します。
選抜方法について
①一般選抜一般選抜は、国語と算数の2科+面接です。
それぞれの科目では、思考力・判断力・表現力を測るそうです。
設問に対してなるべく文章で答えられるような出題を重視するということです。
栃木県立宇都宮東高校附属中学校の適性問題に似ているといった方が早いかもしれません。
面接は、小学校卒業までに取り組んできたことを述べて、「チェンジメーカー」になれる人を求めるそうです。
これは大学入試で総合型選抜(AO入試)が最近増えていますが、似ています。
面接というよりプレゼンテーションに近いものかもしれません。
また国語では、要約して表現する力を評価し、算数では計算問題も含めて、途中の考えや式も評価するそうです。
もし間違っていてもどのように考えたのか過程を評価するらしいです。
採点の基準がぼやけてきそうです。
説明会では、思考プロセスを大事にするとおっしゃっていました。
②総合型選抜:PBL試験と英語表現試験と自己アピール試験
総合型入試としてはまずPBL試験があります。
PBLとは、Project Based Learningの略だそうです。
私は初めて知りました。
ねらいとして、学力では測れない非認知能力や個性を測るものだとします。
評価として受験生の発想力と思考力を測るそうです。
具体的には3名1グループのグループディスカッションを30分行った後に発表するそうです。
テーマとしては、SDGsが抱える問題を一つ挙げてグループで考えてもらうそうです。
私は果たして小学生にできる課題なのかと疑問に思いました。
新卒の大学生が就活で課題を話し合って解決させているのかと思うような内容です。
英語表現試験は、英語による口頭試問です。
英語での面接ですね。
英検で何級程度の実力が求められるのか触れていませんでした。
小学生でも受け答えできる程度なのでしょう。
まさか帰国子女をターゲットにしているわけでもないのでしょうが、詳しくは分かりませんでした。
時間は20分です。
自己アピール試験は、これまで取り組んできたこと(スポーツ、芸術、研究など)を発表するそうです。
発表の形式は問わないそうです。
パワーポイント、手書きなど何でもありとおっしゃっていました。
時間は20分です。
星の杜中学校としては、英語教育に力を入れるそうです。
高校を卒業後は、海外の大学に進学する推薦制度があることをアピールしていました。
英検2級程度の力をつけて、海外大学へのダイレクト入学、またはコミュニティカレッジへの入学を目指すそうです。
奨学金保証があれば日本の私大に進学するのと変わらない費用で進学できるとのこと。
詳しくは個別相談会で直接聞いてみることをお勧めします。
私が星の杜中学校の入試についてアドバイスするとしたら、一般選抜と総合型選抜を同時に対策するのは無理だということです。
どちらかに絞って対策してください。
それぞれの選抜方法試は、受験生からすると全く違う内容です。
総合型選抜についていうと、家でしっかり準備できれば、試験対策として勉強することは何もないかもしれません。
ご意見、ご質問等あればいつでもどうぞ。お待ちしています。
私は浪人して大学に行きました。
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
人生の中で受験は通過点の一つに過ぎませんが、大きな試練の一つでもあります。子供から大人へと成長しようと「脱皮」している彼らに手助けしてあげたいと考えています。
ぜひ一度ご連絡ください。
彼らの力になるべくご相談、ご質問等お待ちしています。
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
人生の中で受験は通過点の一つに過ぎませんが、大きな試練の一つでもあります。子供から大人へと成長しようと「脱皮」している彼らに手助けしてあげたいと考えています。
ぜひ一度ご連絡ください。
彼らの力になるべくご相談、ご質問等お待ちしています。