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成績アップと合格実績

E判定だった大学に行きたいK君と一緒にたたかって合格した成功実話！
～２ヶ月間でどうやって英語が４８点アップ、国語が１８点アップすることができたか～

東北福祉大学　総合福祉学部　社会福祉学科　合格

K君（男）宇都宮清陵高校出身

12月も半ばを過ぎた頃でした。
ある保護者様から電話をもらいました。

当時中学生だったときに通っていたK君の母親からでした。
約3年ぶりでした。

K君は高校３年生になっていて大学受験を迎えていました。
高校生になってからこれまで塾に通わせることもなく来てしまったことを後悔しつつ、もうすでに遅くて間に合わないだろうということもわかっているのだけれど、大学受験の面倒を見てくれないかという相談でした。

保護者の立場から考えてみれば、かつて通っていたところでちょっとでも安心できる環境ならば、本人をやる気にさせてくれるのではないかという期待もあったと思います。

話を聞いたときは、内容が急すぎたことでどうしたらいいのだろうと面食らいました。
僅かな時間でどこまでK君の力になれるだろうかという不安がありました。
しかし頼れるところが他にないとおっしゃる中で、それでも覚悟を決めて相談してくれたことに対して報いたくもあり、K君の指導を引き受けることにしました。
かつて通っていたK君のことを知っていたということも、入塾を引き受けた理由の一つでした。
K君の性格も知っていてどんな励まし方がいいのかある程度予想がついていたのと、全く見ず知らずでお互いのことがわからず信頼の度合いを上げることから始めるのとでは違いました。
電話をもらったその日は３０分近く話しました。
どうなるか分からないけれどもK君と、やるだけやってみようという気持ちに変わっていきました。

ただそうは言ってもセンター試験日まで残り２ヶ月もあるかどうかという中で、どうすればいいだろうかと悩みました。

入試に必要な教科が限られていたのは救いだったとはいえ、彼が志望する大学は国語、英語、社会のうちの２教科、もしくはその全てが受験科目でした。

社会は本人が自分で勉強できるということで、ここでは英語と国語を集中して指導しました。
残り日数が少ない中でまず身につけさせたかったことは、本人が出題傾向を感覚的につかめるようにすることでした。
そこで徹底的に過去問を解かせて慣れさせていき、少しでも自信をつけさせようとと考えました。
彼はそれまで模擬試験を受けて思ったような合否判定が出ず、成績も上がらず自信を失っていました。
半ば諦めというかどうせ駄目だろうとヤケ気味になっていたかもしれません。

そこで指導するにあたって気をつけたのは、たとえ時間がかかっても丁寧に教えることでした。
試験日まで1日も無駄にできない中で、試験問題に慣れるには解説などを無視して、少しでも量をたくさん解いた方がいいという方法もあるかもしれません。
しかし彼の勉強方法を聞いてみると、間違えた問題の解き直しが不足しているなと感じました。
これはほとんどの高校受験生にも当てはまることですが、見直しの仕方が分からないという意見をよく聞きます。

話は少しズレますが先日、都内で中学受験の合格発表があったニュースを見ました。
そこで合格したある小学生がインタビューに答えたのを見てなるほどと思いました。
それは母親が間違えノートを作ってくれて、それを何度も繰り返し見て受験会場にも持って行ったので合格できたと答えたことでした。

間違えた問題を解き直すことはとても大事です。
個別指導コーパス学院ではノートの書き方も含めて、間違えた問題を解き直す対策ノートを作っています。
これは手間もかかり間違えた問題を再度解かなければいけないなど、時間もかかりますが成績を上げるのに遠回りであるように見えて一番の近道です。

このことをK君にも徹底的にしてやろうと考えました。
つまりここでいつもやっていることを、より丁寧に指導しようとしたのです。
時間が少ない中で私に焦りがなかったといえば嘘になりますが、それでもK君にはどうしてその問題を間違えてしまったのか自分で気づかせることが必要でした。
実際にこれまでの家での勉強方法の様子を聞くと、模擬試験などテストが戻ってきても解き直すことはしてこなかったそうです。
それでは高校に入学してからこれまで成績が伸びなかったのも当然です。
面倒臭かったのもあったようですが、どうしてその答えになるのかやり直しをしようとして解説を読んでも良く分からなかったと言っていました。

さて具体的な教科について説明いたします。
国語では、受験科目として必要なのは現代文のみでした。
現代文は解く上で大きな特徴があります。
それは問題文の筆者と設問の作成者は別だということです。
設問の作成者は問題文の内容を理解した上で、設問の文章を作成しています。
しかし問題文の筆者とは別人です。
なので現代文の選択問題を解く上で鍵となるのは選択肢のどの文章が、問題文と同じなのかということです。
設問文の作成者は意地悪くいうと受験生が引っかかりそうな文章をわざと作ります。
そのことを分かっているとたとえ受験生が問題文について完全に理解できなくても、設問文をきちんと読んでいれば引っかかることなく、解ける可能性が高いということが言えます。
設問文の意図に注意が向けられるようになると、例えば６つある選択肢から２つの選択肢に絞ることできるようになります。
ここまでくれば大きな進歩です。

K君は特にそれまで勉強のやり方が分からなかったというのが、逆に良かったようにも感じました。
受験勉強をたくさんやってきて、それでも上がらない生徒が悩むのとは違って、受験勉強のやり方を知らなかったので、彼は試験問題に対するアレルギーのようなものがほとんどなく素直に聞き入れることができました。

英語についていうとK君は発音とアクセント問題を一生懸命解こうとしました。
もともと英語は苦手で、中学程度の単語の意味も忘れていました。

そこで一度全ての問題を解いた後に本人が取り組めそうな問題を中心に解説していきました。
しかし発音とアクセント問題は配点が低いので、得点アップを図るのに長文問題にも挑戦させました。
長文問題は、単語を並び替えて解く問題とちがって文法の知識がなくても、設問に書かれている文と問題文を読み比べて解くことができます。
問題文にある英単語が分からなくても、答えを選択することができます。
もちろん全ての設問で同じように上手く解けるわけではありませんが、設問の中のどこにキーワードがあって、問題文のヒントになる文がどの辺りにあるのかわかれば意外と解けるようになります。
クイズを解くような感覚で解かせたことが良かったのかなと思いました。

センター試験を利用して第一志望の大学に合格したと連絡をもらったときはすごく嬉しかったです。
指導を引き受けて本当に良かったと思いました。

合格大学	名前（性別）	出身高	詳細
女子栄養大学栄養学部実践栄養学科総合選抜（アクティブ・ラーニング）合格	A・Yさん（女）	宇都宮清陵高校	詳しく見る

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勉強の仕方が分からなかった。入塾前よりも成績が良くなった。勉強の「やり方」や問題の「考え方」を何度も何度も教えてくれました。S君

コーパス学院岡よりSくんへ　どうしてその答えになるのか考えようとしてるなって勉強に向かう姿勢を見ていて思いました。

少人数なので質問しやすい。休み時間と学習時間のメリハリをしっかりつけることで友人らと共に入試直前まで集中して取り組めた。Iさん

コーパス学院岡より　Iさんへ、目標選びに最後まで迷いましたね。しっかり自分のことを見つめようとしてたんですね。

復習することがとても大切だと気付くようになりました。高校に入学してからもテストの点数が思うようにいかなかったとき、このことを思い出すようにしています。Oさん

コーパス学院　岡より　Oさんへ　入学後に高校の先生がこんなに出来るって思わなかったって言ってくれたんだよね。私も嬉しいです。ホームページの写真モデルにもなってくれて本当にありがとう！！

高校入試直前の精神的に不安定になる時期も岡先生がいつも相談にのってくれたのですっきりした気持ちで受験できました。I君

コーパス学院　岡より　Iくんへ　大学入学後は「これまで以上に勉強を頑張っていて、今はそれなりに充実しています。」と聞けたことが嬉しいです。

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私は浪人して大学に行きました。
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
人生の中で受験は通過点の一つに過ぎませんが、大きな試練の一つでもあります。子供から大人へと成長しようと「脱皮」している彼らに手助けしてあげたいと考えています。
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