中学受験生必見!教えてコーパス先生
(道のりを求める問題)
ある坂道を行きは分速60m、帰りは分速100mで下ったと
ころ、往復20分かかりました。坂道の長さは何mですか。
(宇短大附属中 2020年)
2通りの解き方を説明します。
【1つめ】
同じ道を往復してますね。行きも帰りも道のりが同じです。
例えばもし、行きも帰りも10分かかっていたら、道のりはどうなるでしょうか。
行きの道のり=行きの速さx行きの時間=60x10=600m
帰りの道のり=帰りの速さx帰りの時間=100x10=1000mとなります。
1000mー600m=400mずれてしまいますね。
表にしましょう。
行きの時間を少しずつ増やし、帰りの時間をその分減らして、
合計で20分になるようにします。
行きと帰りの道のりが同じところを見てください。
道のりが750mのところですね。
答え 750m
【2つめ】
速さと時間を比べていきます。
道のり=速さx時間です。
また、(行きの速さ):(帰りの速さ)=60:100=3:5です。
道のりの式で表すと、
(行きの速さの)x(行きの時間)=(帰りの速さ)x(帰りの時間)です。つまり、
③ x(行きの時間)= ⑤ x(帰りの時間)となります。
ここで左側と右側の式が同じにするには、
行きの時間と帰りの時間の比を5:3にします。3:5と反対ですね。
よって、帰りの時間=20 x 3/8=15/2 =7.5分
道のり=100x7.5=750mです。
答え 750m
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
人生の中で受験は通過点の一つに過ぎませんが、大きな試練の一つでもあります。子供から大人へと成長しようと「脱皮」している彼らに手助けしてあげたいと考えています。
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彼らの力になるべくご相談、ご質問等お待ちしています。