アンケートとコメント
| 宇都宮市内 中学2年生 A･Y君 |
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| ３月上旬のある日電話をしてきたA.Y君。 彼はその二週間前の実力テストに自信がありませんでした。 うまくいかなったそうです。 学校でテストを受けたその日に塾の授業がありました。 私は彼にテストの手応えを聞きました。 すると全く自信がないと答えました。 今回は前回の定期テストでは学年順位を下げてしまったことが残念で悔しかったので、今回こそは何とか順位を上げたいと思ってテストに臨んだそうです。 順位を下げてしまった前回の成績表について親からは怒られたそうで、成績表にある保護者からのコメント欄には「努力不足」と一言あるだけでした。 もちろん保護者なりに考えがあってのコメントだと思います。 頑張ってほしいという励ましも感じましたし、色々言いたいことはあるけれども勉強に集中してほしいという意味であえて一言だけコメントを残したのかもしれません。 彼はなおさら今回の実力テストは期するところがあったのかもしれないと思いました。 彼は塾があったある日、実力テストの成績表を持ってくるのを忘れてしまいました。 他の塾も同じだと思いますが、当塾では生徒それぞれの成績を管理しています。 なので成績表はもちろん、通知表も持って来るように伝えています。 彼が成績表を忘れたのは偶然ではなく、わざと忘れたふりをしたのかはわかりません。 というのも成績表を学校からもらってきたのは、さらにその二日前でそのまま週末を過ごしていました。 もしかしたら成績表が返ってきたのを無意識にもなかったことのようにしてしまいたかったのかもしれません。 実際に彼が数日間どういう気持ちでいたのか想像するしかありませんが、成績を確認するのが怖かったようでした。 それでそのときは次回来たときに成績表を持ってくるように伝えました。 すると次の日彼から電話がかかってきました。 成績表を見たんだけれども、どう親に伝えればいいのかわからないということでした。 途方に暮れているようでした。 学年順位を聞いてみると、前回より一つ上がったと言いました。 聞いて少し安心しました。 もっと悪かったんじゃないかと予想していたからです。 そこで彼がなぜ親に言いにくいのか詳しく聞いてみると、その前のテストで成績を下げてしまったので、一番良かったときの順位よりは悪いから親に伝えづらいということでした。 彼にとっては親に成績表を見せるというのはとても勇気が要るんだと感じました。 知らずのうちに彼は自分自身にプレッシャーをかけていたのかもしれません。 そこで彼には順位が一つ上がったことを強調しました。 少なくとも前回よりは頑張ったから、ちょっとでも順位が上がったんじゃないかということを伝えました。 確かに一つ順位が上がったくらいだったら、運の良し悪し程度のことかもしれません。 それでも彼にとって親に成績表を伝えるハードルが少しでも下がればという思いでした。 わざわざ電話してくるくらい彼にとってはせっぱ詰まったことだったのです。 そしてもし親に成績表を見せるときは、塾の先生が次はもっと成績が上げるようサポートすると言っていたと付け加えるようにアドバイスしました。 私との電話は10分程度だったと思います。 時おり電話口で「そうか」などと頷く様子が伝わってきたので、たぶん親にうまく伝えられるだろうと期待して電話を切りました。 中学から高校にかけての思春期、青年期というのは、男女差もあると思いますが少しでも早く大人になりたいとは思っていても、頭でしっかり考えていても実際の行動は幼稚さが残っていたりして、そのギャップに多かれ少なかれ悩む時期です。 彼だけではなく勉強のことはもちろん、親のこと、友達のこと色んなことに悩んだり考えたりします。 その結果一人で解決できるときはもちろんあると思います。 けれどもそうならなかったり、もし相談する相手がいてもいいアドバイスをもらえないかもしれません。 必ずしも生徒が望んでいるようなアドバイスを私が与えられるわけではありません。 それでも生徒が今抱えている不安や心配を少しでも軽くすることができるならば、塾の先生としてこれほど嬉しいことはありません。 結果として次の春休み明けの実力テストでは見事にこれまでで自己最高の成績を取ることができました。 おめでとう！！ |
私は浪人して大学に行きました。
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
人生の中で受験は通過点の一つに過ぎませんが、大きな試練の一つでもあります。子供から大人へと成長しようと「脱皮」している彼らに手助けしてあげたいと考えています。
ぜひ一度ご連絡ください。
彼らの力になるべくご相談、ご質問等お待ちしています。
それから就職を何度か繰り返してきて、これまでの人生はずいぶん遠回りしているかもしれません。しかしその分「回り道」をしたことでどんな経験も無駄ではなかったとも思っています。
人生の中で受験は通過点の一つに過ぎませんが、大きな試練の一つでもあります。子供から大人へと成長しようと「脱皮」している彼らに手助けしてあげたいと考えています。
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